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第2回「やさしい日本語」ユース作文コンテスト
​テーマは「第三者返答」

「やさしい日本語」ユース作文コンテストは、外国人や言葉に障害のある人などが感じる言葉の壁を低くする「やさしい日本語」の社会普及を通じ、多様性を認め合う風通しのいい社会を作って行くため、一般社団法人やさしい日本語普及連絡会が2024年に開始した青少年向けの作文コンテストです。

第2回目は高校生に加え、夜間中学在校生を対象に実施します。

1. 作文テーマ

 

見かけなどの印象から、直接話すことを避けたり、避けられたりしたことはありませんか。ショートムービー「第三者返答」を参考に、あなたの体験と考えたことを1200字以上2000字以下の作文にしてください。

「第三者返答」について

相手の見かけなどの印象から、その人から話しかけられても一緒にいる別の人に返事したことはありませんか。
自分の見かけなどの印象から、自分が誰かに話しかけても一緒にいる友人等に返事されたことはありませんか。

 

このような現象を関西学院大学オストハイダ・テーヤ教授は「第三者返答」と名づけました。

日本語ができる外国人が日本人の友人とカフェに行ったとき、

 外国人が日本語で注文しても、店員は日本人だけに確認する」ということが代表例ですが、

これは車イス利用者も同様に体験することだと言われています。

このようなことは、だれもがされたり、知らず知らずにしてしまったことがあるのではないでしょうか。

当団体代表理事である吉開章が2022年に公開した7分間のショートムービー「第三者返答」は、このような現象をわかりやすく表現し、考えさせる映像作品となっています。ぜひご覧ください。

​音声ガイド版(情景をナレーションで説明します) https://www.youtube.com/watch?v=VhXvocoAZ7A

​オリジナルバージョン(ナレーションなし)  https://www.youtube.com/watch?v=56FPX_u0Y0g

制作・著作: やさしい日本語ツーリズム研究会
特別協力: 明治大学国際日本学部 横田雅弘ゼミナール
プロデューサー: 吉開章(やさしい日本語ツーリズム研究会代表)
監督/脚本/編集: 小澤雅人(映画『月光』『ほどけそうな、息』監督)
 

2. 募集要項

​応募資格:高校生および夜間中学在校生

※全日・定時制・通信制・特別支援学校など問いません。

※高等専門学校、中等教育学校、海外の学校等については、高等学校に相当する学年に在学。

※締切日時点に在籍。

受付開始:2025年8月1日

受付締切:2025年9月30日17:00

結果発表:2025年12月末ごろ
最優秀賞 1名(賞状および2万円相当のギフト券)

 優秀賞 数名(賞状および5千円相当のギフト券)

表彰式 :2026年1月中旬から2月末ごろ、オンラインまたは学校を訪問して表彰を予定しています。

​​

​【応募方法】

 2025年7月中に、このページで告知します。

​​

【注意事項】

<作文について>

本人の実際の体験に基づく内容に限ります。

・参照した重要な情報は別途リストにしてください(文字数には含みません)。

<提出について>

・応募の際は、学校で担当する先生のお名前・連絡先が必要です。あらかじめ先生に作文を先生に見せ、応募許可をとってください。

​・担当の先生は、保健室の先生など、クラス担任の先生でなくてもいいです。

・オリジナリティなどに疑義があったり、不正が認められたりした場合には審査対象としません。また入賞後に不正が明らかになった場合は、一般告知の上表彰を取り下げます。​

<オンライン面談について>

・本人の実体験かどうかを確かめるため、入賞作品決定の前に執筆者本人と15分程度のオンライン面談を行います。なお審査自体は作文だけで行います。

<入賞作品の公開および出版物への利用>

 入賞作品は当ウェブサイト上で全文を公開します

 また第三者返答に関する書籍の出版を、吉開代表理事と株式会社恒春閣の間で進めています。書籍中で入賞者数名の本文を名前・所属とともに紹介する予定です。この件についてあらかじめご了承ください。またご担当の先生は本人に対して作品提出前にこの点をご確認ください。

 さらに、応募全体の傾向や事例などを、ウェブサイトや書籍中に個々の執筆者が特定されない形で盛り込むことがありますので、あらかじめご了承ください。​

3. コンテスト概要

主催:一般社団法人やさしい日本語普及連絡会

共催:

・にほんごぷらっと(日本語教育情報プラットフォーム)

・やさしい日本語ツーリズム研究会

・ことばとまなびインターナショナル(株)(にほんごぷらっと運営事務局)

協賛:アルファサード株式会社

協力:株式会社ダンク・株式会社恒春閣

審査員

(委員長)山脇啓造(明治大学国際日本学部教授)

     オストハイダ・テーヤ(関西学院大学教授、「第三者返答」提唱者)

     佐々木聖子(公益財団法人入管協会業務執行理事、出入国在留管理庁初代長官)

     井上くみ子(一般社団法人やさしい日本語普及連絡会設立社員・代表補佐)

​​※主催者代表であり、ショートムービー「第三者返答」プロデューサーの吉開は審査に関わりません。

4. 主催・共催団体について

○一般社団法人やさしい日本語普及連絡会

やさしい日本語を広める法人同士がつながり、連携して活動を社会にアピールすることで、持続可能な形で多様性を認め合う社会づくりに貢献することを目指す。株式会社電通でやさしい日本語ツーリズム研究会を立ち上げた吉開章が、独立して2023年4月4日設立。

代表理事:吉開 章(やさしい日本語ツーリズム研究会代表、元電通ダイバーシティ・ラボ)

https://www.yasanichi.com/

吉開章のプロフィール

吉開章の講演・メディア掲載実績

 

○にほんごぷらっと(日本語教育情報プラットフォーム)

日本語教育や多文化共生に関する情報メディア。超党派議員連盟や日本語学校など連携し、日本語教育の法制化などに取り組む。『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座を運営。

代表世話人:石原 進((株)移民情報機構代表取締役、元毎日新聞論説副委員長)

https://www.nihongoplat.org/

○ことばとまなびインターナショナル(株)

にほんごぷらっとおよび『入門・やさしい日本語』認定講師養成講座事務局

代表取締役:木内 健太(木内インターナショナル(株)代表取締役、日本語学校協同組合専務理事)

 

○やさしい日本語ツーリズム研究会

にほんごぷらっとが2023年4月から運営するやさしい日本語の社会普及を目的に運営中のプロジェクト。(株)電通が2016年に開始した同名プロジェクトが2023年4月からにほんごぷらっとに譲渡され事業を継続。

代表:吉開 章   https://yasashii-nihongo-tourism.jp/

第1回のコンテスト結果はこちらから

5. お問い合わせ

 

お問い合わせは、下記の吉開章(やさしい日本語普及連絡会代表理事)の電子メールまでお願いします。

akira.yoshikai@yasanichi.com

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